2015年6月6日土曜日

東電が三号機を臨界爆発だと認めたというのは本当でしょうか?熊本大学名誉教授入口先生に質問してみました。

入口先生の許可を頂いた上で、先生の見解をここにShareします。


私: 東電が三号機を臨界爆発だと認めたというのは本当でしょうか?
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/370.html

入口先生: メッセージを有難うございます。東電は3号機について臨界爆発だと認めていません。
 3号機の爆発につきまして、私も、アーニー・ガンダーセンらのこの意見が「事実」を証明しているのか、それとも一方的な「憶測」をあおっているのか、できれば、それが何とかして「核爆発」であったとして証明できないか、その証拠を見出そうとしましたが、現在のところその証拠を見つけることができていません。  また、国内外のビデオなどに残る当時の爆発の映像の比較だけでは、「核爆発」であったと断定するための直接の証拠になりません(と、政府・東電・御用学者は主張するでしょう)
また、衝撃波や、真上に吹き上げる噴煙、ビデオなどに残るオレンジ色の閃光も、粉じんが高温加熱さえすれば「水素爆発」でも起こり得ます。  それに対して、「核爆発」が存在した証拠として動かぬ決め手となるのは、当時「塩素38」が検出されたという記録です。でも、これだけ高感度の検出技術が発達しているのに、

当時世界のどこでも「塩素38」は検出されていません。
 当時「塩素38」は本当に検出されなかったか、または検出されたが世界各国で「隠滅」されたかのいずれかです。なので、私は「核爆発」であったという証拠を入手することにやはり失敗しております。  「塩素38」が検出されたという証拠がないのに、3号機の爆発が「核爆発」であったという風説を流布すると、人びとの間に無用の不安をあおりかねないので、私はそこまではできていません。

私のメッセージはすべて公開していただいてかまいません。命あっての物種、家族あっての物種です。


以上、入口先生からのお話をここにShareします。




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