2015年3月28日土曜日

ずくなしさんのブログで読んだ「グロスアルファ800ベクレル/kgの場所で人が生息できるのか」についての熊本大学物理学者名誉教授入口先生からのアドバイスについて

時々読ませていただいております、ずくなしさんのブログに、今回読んだ、

2015年03月27日

グロスアルファ800ベクレル/kgの場所で人が生息できるのか

米国エネルギー省/国防総省による土壌調査結果を自分なりに検討してきて、筆者はアルファ線源による汚染をますます深刻に受け止めている。
この記事につきまして、関東に大切な息子たちや孫たちが逃げだせないまま居る私は心配になって、入口先生にこのデータについてご相談してみました。そして、先生の見解を許可を頂いた上、ずくなしさんのブログ宛にコメント送信を試みましたが、前半後半と二回に分けて投稿しようとしましたところ、後半は何度送っても、エラーになって送れなくなってしまいました。
なので、やむを得ず、私の個人ブログに載せる事にしました。
なぜかというと、ずくなしさんのブログはとても人気があって、沢山の人たちが好感を持って読んでいます。ずくなしさんのお人柄が反映された公平感のあるブログだからだと思います。
で、私の友人で、リスクを承知で関東から逃げ出せない人たちは、特にこういったデータを見るにつけて最近は体調も悪いせいもあるのか、不安に駆られたメールを頂くことがあります。
なので、私自身も関東に残した家族が心配になって、入口先生にデータについて質問してみたんです。
ずくなしさん、どうぞ、お気を悪くなさらないで下さいね。メールをしようとしましたが、ずくなしさんのメルアドがどこにあったかわからなくなってしまったので、無断で申し訳ありません。
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以下は、入口先生から許可を頂いて載せます。

「年1ミリシーベルト」とは、「1平方メートルあたり40,000ベクレル」のことです。
 この土壌は1キログラムあたり800ベクレルということでしょうね。  仮にこの土壌を1平方メートルあたり50キログラム、すなわち約3センチの厚さに敷き詰めると、1平方メートルあたり40,000ベクレルになりますね。その場合には年1ミリシーベルトの被ばくとなりそうです。  また、仮にこの土壌が約9センチの深さまで汚染されているとすると、年3ミリシーベルトの被ばくを受けることになりそうですね。

年1ミリシーベルト以下なら被ばく量は必ずしも大きくありませんね。


私が肺への呼吸による被曝を質問しましたところ、(この後半がずくなしさんのブログへ投稿できませんでした)

コメント: 
入口先生からのご教授の続きです。
私が800ベクレルの場所での呼吸による被曝について心配ですと質問しましたところ。
「この土壌吸い込んで800ベクレルの被ばくをするには風によって舞い上がった埃を1キログラム吸い込むことが必要です。体内に800ベクレルを吸い込むと、年0.035ミリシーベルトの内部被ばくになるだろうと思われます。でも、その量は、宇宙線年0.38ミリシーベルトと食物年0.24ミリシーベルトに比べるとわずかでしかありません。なので、リスクは低いだろうと思われます。
 宇宙線年0.38ミリシーベルトと食物年0.24ミリシーベルトは、我われが縄文石器時代以来受けてきた被ばく量ですので、私は心配していません。
 なお、世界の人びとの被ばくの平均値は年2.4ミリシーベルトです。
その内訳は
宇宙線年0.38ミリシーベルト
大地年0.46ミリシーベルト
食物年0.24ミリシーベルト
大気年1.3ミリシーベルト
です。
 日本の被ばくの平均値は年0.99ミリシーベルトです。
 日本の自然放射能量(大地と大気)は平均で年0.37ミリシーベルトです(図は2006年の日本地質学会の資料です。グレイGyとシーベルトSvは同じ)。
 世界の大地と大気の自然放射線量が合わせて年1.76ミリシーベルトと高いのは、主に大地にラドン222が多く含まれていて大気中に放出されているからです。ラドン222は重い気体なので地表にしかなく、上空にはありません。地表から離れると急激に少なくなるので、外国でベッドが発達したのは一つにはそのせいかもしれませんね。」先生のコメントをずくなしさんのブログ宛に送ってもいいですか?と聞きましたところ、「どうぞ。怖いものは怖いですが、怖がらなくてよいものを怖がって家庭が崩壊したりすると悲劇ですから。」とのことでした。
Share宜しくお願い申し上げます。
入口先生のFacebookはこちらになります。
https://www.facebook.com/norio.iriguchi 決して政府寄りの考えの方とは思ってません。 


なお、「日本は、ラドン222が少ないので二階で寝なくても大丈夫ですよ。」とのことでした。

追記 Twitterで入口先生に対して、こういうことを言って寄越した素人の方がいらっしゃたので、

 典型的な物理系のミリシベ詐欺だと思います。
精緻な人体への影響を熱量換算することに、何ら根拠はありません。
直径30cmの水を入れた風船を人に見立てて、xxmSv照射すると温度が何度上昇するか?を元に換算してるんですよ。

入口先生に今一度、質問してみました。
お返事は、「我われは食物によって「年0.23ミリシーベルト」の内部被ばくを受けています(国連放射線影響科学委員会及び放射線医学研究所)。この「年0.23ミリシーベルト」の内部被ばくは、日本でも外国でも、特殊な地域を除いてはほとんど同じです。また、食物によるこの「年0.23ミリシーベルト」の自然の被ばく量は、縄文石器時代以来ほとんど変っていません。
 次に、この「年0.23ミリシーベルト」の正体について申し述べます。  人体50キログラムには、約10キログラムの「炭素」があります。そのほとんどは食物から来ています。  同じ炭素にも炭素12や炭素13、炭素14などの「天然同位元素」があります。そのうち炭素14は放射性物質です。  自然界で炭素12と炭素13、炭素14の「天然存在比」は一定です。なので、人体は必然的に天然の放射性同位元素である炭素14を12ナノグラム(2,000ベクレル)保有しています。  また、人体には約100グラムの「カリウム」があります。それに伴って天然の放射性同位元素「カリウム40」を12ミリグラム(3,300ベクレル)保有しています。  これら炭素14とカリウム40による自然の放射能(合計5,300ベクレル)は、自然の食物から来たものです。  我われは、体内の炭素14とカリウム40の放射線量である前記5,300ベクレルによって「年0.23ミリシーベルト」の内部被ばくを受けています。  以上申し述べましたように、体内に「5300ベクレル」の放射線原があることは事実であり、これによって「年0.23ミリシーベルト」の内部被ばくを受けていることも事実です。その二つの事実によって仮に800ベクレルの放射線原を体内に取り込むと、年0.0347ミリシーベルトの内部被ばくを起こすと推定されるのです。
 なお、「私(入口紀男)が、直径30cmの水を入れた風船を人に見立てて、何mSv照射すると温度が何度上昇するかを元に換算している」というのは、私(入口紀男)はそのようなことをしておりませんので、

それは虚偽の風説です。

とのことでした。

311直後に即座に逃げ損ねた人たちは、その後60日間でした初期被曝については、アメリカ国防総省がHPで日本中の米国施設のある場所の60日間の累積被曝量を年齢別に、甲状腺被曝量まで併せて公開してます。
初期被曝は無かったことにはできないでしょう。


冷静になりましょうね。



2015年3月24日火曜日

溶け落ちた核燃料がどこにあるかも分からない 熊本大学物理学者名誉教授入口先生のご説明です

Facebookの熊本大学物理学者名誉教授入口先生の投稿をShareします。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=976190035755120&set=a.466830063357789.109887.100000923990791&type=1&theater


March 20 · Edited · 
 
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       溶け落ちた核燃料がどこにあるかも分からない
              
 福島第一では、ミュー粒子を使って今回は圧力容器(のあるはずの位置)を透視したようですね。それだけでも非常に難しい技術です。今回1号機では77トン分が(その下の格納容器の底か、あるいはその底を突き破ってさらにその下の地下に)溶け落ちて圧力容器からはなくなっている。2号機では102トンの大部分が溶け落ちて圧力容器からは少なくなっていることくらいしか分からなかったのでしょう。
 米国スリーマイルでは、炉心溶融(メルトダウン)は起きましたが、このように炉心貫通(メルトスルー)はしなかったので、圧力容器に水を満たして、圧力容器の底の核燃料を遠隔ドリルで数年かけて削り出すことができました。福島第一では、炉心貫通(メルトスルー)しており、溶け落ちた核燃料が果たしてどこにあるのか(固まっているのか散らばっているのか)も分からないので、スリーマイルの経験を活かすこともできないでしょう。