2015年3月24日火曜日

溶け落ちた核燃料がどこにあるかも分からない 熊本大学物理学者名誉教授入口先生のご説明です

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March 20 · Edited · 
 
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       溶け落ちた核燃料がどこにあるかも分からない
              
 福島第一では、ミュー粒子を使って今回は圧力容器(のあるはずの位置)を透視したようですね。それだけでも非常に難しい技術です。今回1号機では77トン分が(その下の格納容器の底か、あるいはその底を突き破ってさらにその下の地下に)溶け落ちて圧力容器からはなくなっている。2号機では102トンの大部分が溶け落ちて圧力容器からは少なくなっていることくらいしか分からなかったのでしょう。
 米国スリーマイルでは、炉心溶融(メルトダウン)は起きましたが、このように炉心貫通(メルトスルー)はしなかったので、圧力容器に水を満たして、圧力容器の底の核燃料を遠隔ドリルで数年かけて削り出すことができました。福島第一では、炉心貫通(メルトスルー)しており、溶け落ちた核燃料が果たしてどこにあるのか(固まっているのか散らばっているのか)も分からないので、スリーマイルの経験を活かすこともできないでしょう。
 






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