熊本大学物理学者名誉教授入口先生が今朝Facebookに投稿されました。
格納容器は「呼吸」している
1~3号機は格納容器が壊れています。格納容器は、放射性物質を閉じ込める最後の「砦」でしたが、現在は外部環境と通じています。
格納容器は、一つの容積がおよそ1万5千立方メートルあって、昼と夜、厳寒の冬と酷暑の夏では内部の温度が変わり、それに伴って「呼吸」しているものと推定されます。「呼吸」のたびに内部の放射性物質は外部の環境に出ているでしょう。特に格納容器内には溶け落ちた核燃料があるので、何らかの原因で温度が上昇すると、そのたびに内部の放射性物質は外部の環境に出ているでしょう。
1~3号機の格納容器内にはセシウム137で広島原爆1万4千発分の放射能があって、そのうち使用済み核燃料の7千発分は、今後300年で約千分の1になります。その間は、大きな天変地異がなければ、前記のような放射性物質の小刻みな飛散が続くだけでしょう。でも、大地震や敷地の液状化が起きて原子炉が倒壊し、あるいは原子炉が傾いて溶け落ちた使用済み核燃料がそのすき間からむき出しになると国土の広い範囲で住めなくなるでしょう。
一方、溶け落ちた核燃料のうち未使用の分は広島原爆約7千発分あって、核分裂連鎖反応を起こす可能性は依然として消えません。それが終息する(起きなくなる)のは100万年後です。
また、上記の危険とは別に、建屋のそれぞれ3階には使用済み核燃料プールがあって、そこには合計で広島原爆1万6千発分の放射性物質があり、今後300年間にいつ起きるかもしれない大地震と建屋の倒壊に怯えながら水に沈められて放射能は封じ込められています。
1~3号機は格納容器が壊れています。格納容器は、放射性物質を閉じ込める最後の「砦」でしたが、現在は外部環境と通じています。
格納容器は、一つの容積がおよそ1万5千立方メートルあって、昼と夜、厳寒の冬と酷暑の夏では内部の温度が変わり、それに伴って「呼吸」しているものと推定されます。「呼吸」のたびに内部の放射性物質は外部の環境に出ているでしょう。特に格納容器内には溶け落ちた核燃料があるので、何らかの原因で温度が上昇すると、そのたびに内部の放射性物質は外部の環境に出ているでしょう。
1~3号機の格納容器内にはセシウム137で広島原爆1万4千発分の放射能があって、そのうち使用済み核燃料の7千発分は、今後300年で約千分の1になります。その間は、大きな天変地異がなければ、前記のような放射性物質の小刻みな飛散が続くだけでしょう。でも、大地震や敷地の液状化が起きて原子炉が倒壊し、あるいは原子炉が傾いて溶け落ちた使用済み核燃料がそのすき間からむき出しになると国土の広い範囲で住めなくなるでしょう。
一方、溶け落ちた核燃料のうち未使用の分は広島原爆約7千発分あって、核分裂連鎖反応を起こす可能性は依然として消えません。それが終息する(起きなくなる)のは100万年後です。
また、上記の危険とは別に、建屋のそれぞれ3階には使用済み核燃料プールがあって、そこには合計で広島原爆1万6千発分の放射性物質があり、今後300年間にいつ起きるかもしれない大地震と建屋の倒壊に怯えながら水に沈められて放射能は封じ込められています。
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