2015年4月22日水曜日

熊本大学名誉教授入口先生からのお返事です。今月放射能濃度が急上昇したと言われた直後の4月10日に再臨界は起きていません→群馬県高崎で「ヨウ素131」と「テルル132」が観測されているのだが、これは福島第一原発が再臨界しているということではないだろうか?

群馬県高崎で「ヨウ素131」と「テルル132」が観測されているのだが、これは福島第一原発が再臨界しているということではないだろうか? (注:PDF) http://www.cpdnp.jp/pdf/150410Takasaki_report_April10.pdf

についての、入口先生からのお返事です。

  • が公表されたのは今月(2015年4月10日)のようですね。
  •  ヨウ素-131とテルルー132について、「表5」の2014年12月以降の欄ですが、
  • 「もしこれだけ以上の濃度なら検出可能であるのだけれど、という放射能濃度」である「MDC」という「感度」が毎日記録されているだけのようです。
  •  なので、結論は「1.はじめに」の本文の7~8行目に、現在では人工放射性核種のうち「長寿命のセシウム-134とセシウム-137のみが検出されるのみとなっている」と書かれている通り、ヨウ素-131もテルルー132も検出されていません。
  • なので、今月放射能濃度が急上昇したと言われた直後の4月10日に再臨界は起きていません。


以上、入口先生からのお返事です。

思うんですが、福島原発はリスクを抱えていることは判ってますが、ネット上でリスクを煽ってご商売なさっている方々の無駄な再臨界騒ぎもいい加減にしないと、狼少年状態になって本当に危険が迫った時に誰も逃げなくなっちゃいそう。麻痺しちゃって。そういう状態はよくないんじゃないかともお祖母ちゃんは思います。

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