2013年3月22日金曜日

副作用のある抗がん剤治療や莫大な電気を使う重粒子治療と副作用の少ないIMRT治療



http://blog.goo.ne.jp/candy-cats7/e/8500dfbc42a1c9c57f63059ecd52003e

3月18日
抗がん剤と闘って逝った筑紫哲也氏からのメッセージ - 心の敷石
  「僕は今になって、自分が殺戮の門をくぐり、悪魔の殺人収奪医療に騙され、殺されることに気づいたことが非常に悔しい。無知であると言うことは本当に恐ろしいこと。」

筑紫哲也さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

さて、抗がん剤と来ると、最近、TVでスマップの番組でも紹介された、切らずに治す【重粒子治療】のお話が、なかにし礼さんをゲストに迎えてやっていましたが、(治療費が高いので、保険の加入も暗に勧めてましたね。)

追記、なかにし礼さんは、その後、癌を再発なさったことを告白されましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150306-00000083-dal-ent

http://www.asahi.com/articles/ASH366TCBH36PTIL02J.html


あの放送では、重粒子ではなく、陽子線治療と紹介されていましたが、この点についてもaniさんに質問してみましたところ、解りやすいお返事を頂きました。

国際的には、陽子線も重粒子線も変わりません。すべて重粒子線とされます。日本だけ、重粒子線治療の中で陽子線治療と重粒子線治療の定義を分けて、電気の無駄遣いを細分化して、分からなくしてあります。


抗がん剤や、重粒子治療と副作用について、ツイッターで御堂岡啓昭 ‏@Ani2525 さんが貴重なお話を教えてくれました。
Aniさんのお話はいつもとても解りやすくて、勉強になります。
今日のお話は、今後、万万が一のことが自分の家族に起こった時に、とても大切な話なので、ブログにメモとして残しておきたいと思います。

重粒子治療は実は危険を伴う。まともな医者はIMRT治療を薦める。以下御堂岡啓昭さんから

抗がん剤は良い事は全く無い。放射線治療は、副作用の少ないIMRTを選ぶとよいようです。
重粒子治療は受けられる人が電気利用量が大きすぎて、受けられる人が少ない上、IMRTより運営が遥かに難しい。
抗がん剤と陽子、粒子線、重粒子治療などが=原発ムラ

 重粒子治療センターの告発は命がけなんですが、特定ヤクザの組名や、特定議員の実名を挙げなければ、大丈夫であろうと判断しました。これから壮絶に予算が削られていくのも、納得済みでしょう。そういう告発は命がけのジャーナリストに任せる事にして、不利用呼びかけします。

重粒子など、電気代の入力量によって、電気代利用量が変わります。入力すればするほど人体破壊兵器に。ですが、運営は難しくても癌細胞だけ、破壊することもできるので、放射線治療と共に使われてるだけなんです。
重粒子はほんとに今は無駄です。電気が余りまくった時だけの物なのですよ。副作用リスクですが、放射線治療での新型のIMRTだと副作用リスク激減です。IMRTの方が色々と長所あります。重粒子はもう電気代無駄遣い以外は、技術革新無い限り、負けてる技術なんです。
昔は、運営は難しくても副作用リスク少なめというのが重粒子治療でした。でも、どうしても、重粒子治療した周囲の人体も破壊するので、やっぱり副作用あるんですよ。
(なるほど・・・重粒子治療について知る前に、偶然外資系の保険会社に先進医療特約をつけたんですが、万が一の時に重粒子治療を安易に選ぶと怖いってことですね?群馬県は重粒子治療の先端だそうです。思いっきり村です。県民は洗脳され状態に近いかも。)

群馬の重粒子治療センターは、中曽根氏が誘致しました。中曽根氏はなぜか原発をセットで誘致しなかったんです。不思議ですよね。
中曽根氏は郷土愛はあり、原発は有害を知っていたように感じられる史実です。
重粒子治療センターは電気足り無い時は重粒子線が撃てないのです。
電気が余ってないと行けない。裏は、ベース電気を無駄遣いするために使える。って事なんです。

医師の推薦が必要。エビデンス重視のまともな医師は推薦しません。
IMRTという副作用の少ない放射線治療を勧めます。

線の強弱を可変出来るようになった新型なので、周囲の人体破壊が減り、副作用リスクが激減したものと言われています。実際、効果が出ているので、重粒子治療センター、ますます要らなくなりました。

IMRTの解りやすいページ
http://www.jfcr.or.jp/cancer/treatment/radiation/imrt.html

費用はどれくらいかかるのでしょうか?

http://www.jastro.or.jp/customer/detail.php?eid=00017&faq_type=1

IMRTは日本でも2000年頃より開始され、2006年には先進医療に認められました。先進医療では通常保険診療費に加え、70~100万円の自己負担が必要となります。IMRTが有用ながんには前立腺がんや頭頸部がん・脳腫瘍などがありますが、それ以外のがんにも適応が広がっています。(唐澤克之)

甲状腺癌に、IMRTは有効なんでしょうか?検索してみました。

http://www.cancerit.jp/xoops/modules/pubmed/index.php?page=article&storyid=201

局所進行甲状腺癌における強度変調放射線治療(IMRT):急性毒性についての第I相臨床試験の結果
投稿日時: 2007-10-04
Radiother Oncol. 2007 Sep 26; [Epub ahead of print]
Guerrero Urbano MT, Clark CH, Hansen VN, Adams EJ, Miles EA, Mc Nair H, Bidmead AM, Warrington J, Dearnaley DP, Harmer C, Harrington KJ, Nutting CM.
Head and Neck Unit,; The Institute of Cancer Research, London, UK.


背景と方法:この第I相臨床試験は局所進行甲状腺癌でのIMRTによる加速分割照射の毒性を判定するために行われた。


方法:術後外部放射線治療が必要な高リスク局所進行甲状腺癌患者が集められた。原発腫瘍と病巣部リンパ節に対して58.8Gy/28F(毎日)、予防的リンパ節照射に50Gy/28Fを、IMRTによるsingle-phase inverse-planned-simultaneous-boostを用いて照射した。急性毒性(NCICTCv.2.0)と晩期毒性(RTOG and modified LENTSOM)が集積された。

結果:甲状腺髄様癌 7例、ヒュルトレ細胞(Hurthle cell) 2例、高分化型甲状腺癌 4例の計13例が治療された。放射線皮膚炎はgrade 3が38.5%、grade 2が31%、粘膜炎はgrade 3が8%、grade 2が53%、疼痛はgrade 3が23%、grade 2が54%に認められた。31%の症例で経腸栄養を要した。口内乾燥症はgrade 3が0%、grade 2が31%の発生率であった。Grade 1以下の嚥下障害を認めた患者の62%ではIMRT施行後2ヵ月で回復した。13%の症例でレルミッテ兆候(L’Hermitte’s syndrome)が発症した。Grade 4毒性は認めなかった。用量制限毒性は認めなかった。

結論:今回の患者群においてはIMRTによる加速分割照射は, 実現可能であり安全であった。急性毒性は認容可能で晩期副作用の早期指標は中等度であり、通常法での放射線治療で予期されるものと類似するものであった。晩期副作用の定量化を行うためにはより長期の経過観察が必要である。
PMID: 17904235
平 栄(放射線腫瘍医)翻訳寄稿


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