2013年3月25日月曜日

【エートスを考える】群馬県もエートスが始まっているんでしょうか?(ご相談モード)

福島原発放射能事故から二年以上が経過し、放射能には敵わないと、特に、身体的に【たとえ、福島原発放射能事故との因果関係が付かなかろうが】諸症状が出て、西日本へ、海外へ、移住した方々がいらっしゃったり、そうは簡単に移住はできないとのご判断で、故郷で被ばくは覚悟の上で頑張ってらっしゃる方々もいらっしゃったり。

最近、こういう催しがあると、高崎市へ提出する請願のご署名集めにご協力頂いた群馬県民の方からメールを頂きました。

http://dl.dropbox.com/u/10525543/%E9%9A%A8%EF%BD%AC%E8%8D%B3%E7%89%99%E5%B1%93%E9%9A%B0%E5%B8%B6%EF%BD%BC%E6%AF%94%EF%BD%BC%E5%A3%B9%E3%83%A1%E7%B9%9D%EF%BD%A9%E7%B9%A7%EF%BD%B7a4.pdf

【講師】
蓮井誠一郎 さん
(はすい せいいちろう) 「何を食べたら  いいんだろう。 」
北原東
青梨子
町東
セブン
イレブン
会場はコチラ
関越
病院
↓NHK
☆駐車場あります。
☆お子様連れ入場可能
震災からすでに2年が経過。放射能をめぐる混乱はほぼ収まり、世間では
ある種「心配疲れ」のような心理や風評被害への恐れから放射能は話題にしたくない
テーマともなっているようです。
しかし、これをどう考えたらいいのか、特に体の中に入ってくるセシウムなどを
どう考えたらいいのか? というのは相変わらず闇の中・・・です。
原発事故直後、ちいさなこどもを持つ親としての不安から出発しつつも、
研究者として情報を精査し、事態を把握し、「有志の会」としてまとめあげた考え方は、
私達にもまさに「やっかいな放射線と向き合う」力を与えてくれるのではないでしょうか。
茨城大学 人文学部社会科学領域 准教授。
ご専門は環境安全保障論・平和学で
2011年7月「茨城大学有志の会」を大学内の
物理学や社会学の専門家と共に結成、
水戸市を中心に「やっかいな放射線と向き合う」
をテーマに講習会・学習会をされています。
昨年12月には映画「六ヶ所村ラプソディー」の
鎌仲ひとみ監督とのトークセッション
「内部被曝ってなあに」にもパネラーとしてご参加。
URL:やっかいな放射線と向き合う
https://sites.google.com/site/yakkaihosyasen/

私はまずこの蓮井誠一郎 さんを知りません。ツイッターにいらっしゃるこの方でしょうか?
https://twitter.com/lotusfont

http://dl.dropbox.com/u/10525543/%E7%B9%A7%EF%BD%AF%E7%B9%9D%EF%BD%A9%E7%B9%A7%EF%BD%B7%E7%B9%9D%EF%BD%AB%20%E3%83%BB%E6%B3%8C%E6%8D%B7.pdf


高崎クラシルさんは、福島原発放射能事故後、高崎市民測定所クラシルを設立されて、大変熱心に、測定業務をなさっていらした団体でらっしゃいます。
なので私も、とても信頼をしています。

しかし、私が一抹の不安を覚えたのは、この蓮井さんのチラシを拝見して、「エートス」が頭をよぎったのです。

以前、エートスについては、ブログでも取り上げたことがあります。以下に以前私がブログに書いた記事を転載します。

エートス・プロジェクトとは何か/ミッシェル・フェルネックス

貴重なビデオなので、保存のためにも再投稿します。

ETHOSとはベラルーシで行われた復興プログラムの名前です。 

EC各国の専門家チームがベラルーシ政府とベラルーシの民間の計測研究所のヘ゛ラルト゛と協力して行いました。
住民が主体となって、検査体制と医療体制といった行政のバックアップを背景に
積極的に汚染地内での経済活動を復興させていった試みです。
住民が実計測によって不安を解消し、工夫をしながら生きていくプロセスを作り出すのを目標としていました。

そもそもの語源は、おそらくギリシャ語のETHOS。「エトス(信頼)とパトス(感情)ロゴス(論理)」アリストテレスの説得のための3つの要件のうちの一つです。何よりも信頼が大事という意味でつけられたものです。
そして、あのエートスプロジェクトは一体本当に成功したんでしょうか?

詳しくはこちら。

あの肥田先生も誠実な人と絶賛する、バーゼル大学医学部名誉教授ミッシェル・フェルネックスがその実態を明らかにする。
エートスを頑張った結果、チェルノブイリでは、最後の小児科医の先生の言葉が衝撃的ですが、そこではお子さんが沢山病気になって、亡くなったんです。

http://youtu.be/2_oKtjnh52c



長文を読む余力のある方はこちら。(一読の価値おおありです)

1)http://echoechanges-echoechanges.blogspot.jp/2012/07/blog-post_409.html

2)http://echoechanges-echoechanges.blogspot.jp/2012/07/blog-post_16.html

福島で昨年から始動し始めた<エートス・プロジェクト>とは何か?
http://ethos-fukushima.blogspot.jp

一体、本当に数年後、日本は第二のチェルノブイリと絶対に化さないのか?国や御用学者はは責任を持ってくれるのでしょうか?

もしも、数年後に、日本が第二のチェルノブイリを超えるような事態になったら、(おのれらの子供は海外に逃がした上で)似非愛国心をもって研究費をしこたま懐に入れながら、学生や若い人たちを洗脳して回っている、大丈夫を唱える御用学者どもは、本当にどう責任とってくれるのか?

国家は国民の命なんか大事にしない、絶対に。
それは311直後に証明されましたよね。
そんなわけないでしょ?今さら、SPEEDIの非公表の誤りを認めるような文科省が率いるこの国が。

http://mainichi.jp/select/news/20120728k0000m040055000c.html …Speedi

群馬県の多くの人たちが、群馬県は福島県じゃないから、大丈夫、とか思ってる・・・そういう人がまだまだ絶対的に多いことを知るたびに頭が痛くなりますが・・・

どんなに一生懸命食べ物を計測して、国の安全基準に従って、低めにデータを作ったところで、きっと必ず結果は後からついてくると思う。

現に、今朝、前橋在住のお母さんから電話で知らされたお話なんですが、前橋の南部の高校生三年生が、突然死されてました。お布団の中で亡くなってたそうです。このお母さんの甥っ子さんが同じ高校の二年生で、先輩の突然死を知り大変落ち込んでいたそうです。今年の話だそうです。
このお話は、東京や千葉を含む関東のあちこちから聞こえてくる若い人たちの突然死のお話とリンクして、私には大変深刻に響くものです。

http://megsinginglalala.blogspot.jp/2013/03/blog-post_6527.html

本当に汚染地域の食べ物を、子供の口に入れても大丈夫なのか?

後になって、大人たちは本当に後悔しないかな?

ロシアンルーレットだから、我が子には当たりませんようにって祈ってるわけかな?

どう考えたって、高齢化が進んで、子供達よりはるかにお年寄りが多い日本なんだよね。

汚染されたものは年配者から。

子供たちには絶対に安全な食べ物を優先に与えてあげるのが人間としての本来の姿だと思うのに、

一体何をやってるんだろう、この国の大人たちは。

日本人のエートス・プロジェクトが、冗談じゃないけど、エートスじゃなくって、ワーストプロジェクトにならないように祈るばかりです。




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