2014年4月15日火曜日



★材料
・米(白米/玄米/発芽玄米どれでも。ただし、できるだけ新鮮ないしは精米したて。出来上がりのクセは強くなるが、白米より玄米が良い。古いと雑菌が多くて失敗の元)の1番とぎ汁(2番以降は乳酸菌がいないから)
に対して
・1(~2)%の粗塩(精製された塩は使わない)→海のなかで発生した地球上の生命体にとって必須のミネラルだから。生命現象は必ず細胞のなかで進行する。この細胞、とりわけ細胞膜は塩がないと形成されない。塩がないと細胞分裂も発生しない。
・3%の黒砂糖(甜菜糖では細胞分裂に必要なミネラルが不十分)→乳酸菌のエサ(栄養分)。
+α
・もしあれば、微量のにがり→発酵促進の裏ワザ
in
・ペットボトル

★作り方
イメージ 1優しく丹念にといだお米の1番とぎ汁を、粗塩1%(と、あれば隠し味的に、にがりをほんの微量)と共にペットボトルに注ぐ。目安としては、玄米2合分のとぎ汁1リットルに対して、塩10グラム。
出来れば、口切り一杯。でも乳酸菌は「通性嫌気性菌」なので、酸素があっても(無くても)大丈夫。空気がボトル内に多少残ってても気にしない。
あと、水や2番目以降のとぎ汁で薄めない方がいい。

イメージ 2冷暗所ではなく、明るい室内で常温キープ。常時30度くらいが理想なのかな?ま、暖かめがいいので、保冷パックとか発砲スチロールの箱とかタオルケットとかで工夫。ストーブ、という案も。あるいは抱っこしておく、一緒に寝る。
日に一度は軽く攪拌する。置いたままだと、良く発酵する部分と、雑菌が繁殖する部分(上部の酸素に触れる部分)に分かれてしまう。
あとは、音楽聞かせるとか、歌を歌ってあげるとか、ペットボトルに「ありがとう」など波動の高さそうな文字を書くとか貼るとか。

イメージ 3翌日か3日後には、黒砂糖3%を入れる。生き物にエサをやる感じ。「おいちいよー」と声をかけてやったほうがよい。とぎ汁オンリーで①から数日間、発酵させ、ここで黒砂糖と粗塩を入れる方法もある。
(でも、初めての人は、③をせずに数日~1週間、まず発酵させてみる。このほうが「酸っぱい=成功」が良く分かるから。口に含んでみて、臭くなく、酸っぱいのなら、その時点で③の黒砂糖を加えて、さらに数日で、④の甘酸っぱくなる状態まで待つ。)

イメージ 4開始から4~5日後、口に含んでみて、甘酸っぱい(臭くない)味と匂いなら成功。臭かったら失敗(ただし、鼻で匂いを嗅ぐだけでなく、口に含んでからの匂いが臭かったら)。
ついでに、そのままガラガラとうがいしてみるんだそーな。
(確かに含んで吐くだけじゃ、もったいないかも?あと、その方が良く判るのかな?)
もし、酸っぱいだけの匂いなら、さらに3日ほど寝かせる。それから、再び口に含んでチェック。

イメージ 5上に浮いたカビのような浮遊物をガーゼで濾す。免疫力に自信があれば、混ぜ込んじゃってもいい?
で、とにかく、匂いと味に問題なければ、完成。底に溜まった白いものは、澱粉カス。中間の澄んだ水を飲む。

以上、あくまで目安。多分、これで出来るかも。きっと、こんな感じ。
生き物なので、ケースバイケース!色々と実験あるのみ!!

*注意点*
乳酸菌が元気になってくれれば、くれるほど、
ペットボトルがぱんぱんになって爆発しちゃうので、
蓋はしっかり締めすぎず、ゆるめに。
+膨らんできたら、きちんとガス抜きをしてあげること。

ってことは、ひょっとして、プラスチックの蓋じゃなく、
キッチンペーパーで覆って、輪ゴムで固定する方がいいのかな。
んで、攪拌する時だけペットボトルの蓋にするとか。ま、発酵具合に合わせて。


保存:
きちんとエサ(黒砂糖3%+粗塩1%の栄養水)を与え続け、
毎日軽く振れば常温で何年でも大丈夫らしけど、
今はとにかくどんどん使うべし!とのこと。


つぎ足し:
発酵が進み、Phが3.8以下になったら、
黒砂糖5%+粗塩1~0.5%の溶液で倍に薄めて拡大培養していく。
ただし、拡大する前に新鮮なとぎ汁を加えること。

逆に、発酵液を新しい米のとぎ汁に加えて、イメージ 1からつくる場合は、50㏄加える。


★使用方法
・吸い込む
-霧吹き(100均の手動の噴霧器でよし)で噴射して、肺の中に(+レモン汁を数滴垂らすと味が良くなる)。1日、3回以上?頻繁にってことで。これが1番重要!
-マスクに吹き付けて、それを装着する(、で、吸う)
-部屋にスプレーする(吸い込めるし+生ゴミやトイレの臭い消しにもなる+次回の発酵液作りが促進される)
・発酵液を染み込ませた雑巾で掃除する
・飲む。例えば、食前食後に50㏄とか。鹿児島の豚さんはガブ飲みしてるそうですが。ハチミツやリンゴジュースで割る。
・食べる
-サラダのドレッシング:野菜には少し塩をし、発酵液入りドレッシング(発酵液+みかん汁少し+白味噌ほんの少し)を和える。
-切り干し大根を、発酵液で戻すと甘くなる。
-沸騰させた位じゃ、菌は死なないみたいなので、スープとか液体類に色々混ぜる
・野菜や食器を漬け洗いする
・お風呂に入れる
・老眼やカスミ目対策に、目に向かって噴射
・顔、目、鼻など、洗う
・庭や畑に散布する、あるいは生ごみに混ぜ込んで発酵させ、有機肥料とする


★応用編
・豆乳に数杯加えて、翌日にはヨーグルト←発酵液の量は乳酸菌次第。
・浅漬け:刻んで塩揉みしたキャベツに発酵液をかけ、冷蔵庫で前日から放置。
・お肉や魚介類を漬け込む
・ぬか床に加える
・味噌や醤油を手作りするとき、発酵液に大豆を2晩つけておく(発酵促進)
・モロミから醸造酢を作るとき、米を発酵液に漬けておく
・韓国の水キムチを発酵液で作る
・EMの培養水として使用


★其の他のversions
・糠漬けの糠(古いものほど良い)をひとつかみ、最初から加えると、3日後くらいには発酵液ができる。それをステンレスの網で濾して糠を取り、黒砂糖3%を溶かすと、さらに2日後にはEM以上の菌液になるとか。

・私は牛乳を体質的に受け付けないので、詳しくメモしてませんが、
牛乳も加えて発酵させる方法もあり
(HP内、「◆2011/04/24(日)米の一番とぎ汁:牛乳バージョン」)。
とぎ汁8:豆乳2で作っても可。

この場合、発酵中のとぎ汁が、だんだんと3層に分離してくる:
上部に白いものがぶくぶく浮き、ボトルの底に澱粉が沈む。3層に分離したら、即、味を確認するべし。澄んでいる中間水を、口に含んでみて、甘酸っぱい味と匂いなら成功。臭かったら失敗。
ボトルの上部にできたカッテージチーズ?も、食べれるそう。


※私の理解が至らず、勘違い・間違いもあるかと思います。ご注意ください。



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