2016年5月30日月曜日

バイオマス発電の上に、増え始めた石炭による火力発電所のリスクについて熊本大学入口名誉教授にお話を伺ってみました。

環境汚染、病気の元は放射性物質だけじゃない。 
先日こちらの記事を読んで、気になって調べてみました。

石炭火力発電所の新規建設による大気汚染・健康影響 東京・千葉/大阪兵庫エリアの調査最新レポート発表 | 国際環境NGOグリーンピース
http://bit.ly/1rQvHOC

石炭と放射能汚染されたゴミもしくは木片との混燃は有る得るんじゃないだろうか?
健康に問題ないのだろうか? 

やっぱり・・・→「日本だけ石炭火力発電所を増設」の謎 2016年02月22日 
http://hbol.jp/83586 

林地残材バイオマス混焼発電を6ケ所の石炭火力発電所で実施
https://www.asiabiomass.jp/topics/1002_01.html 

悩ましい石炭火力のCO2排出量を半分に、木質バイオマスの混焼技術が躍進 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1512/04/news036.html  

関電、水島に火力発電所建設計画 中国地方に初進出、17年夏稼働 
http://www.sanyonews.jp/article/161201

私は、更なる公害や、放射性物質の拡散に繋がってしまうのではないかと気になって、熊本大学入口名誉教授にご質問してみました。

これって大した事無いって思って平気なんでしょうか? 

燃料となる木質チップは、群馬県と近隣県の木質チ ップ業者から、年間約13万トンを 購入する予定となっている。 ... 石炭火力発電所における木質バイオマスの混合率は 1〜 数%程度で、年間の木質バイオマス消費量は一発電 所当たり数万トン程度の規模と なる ...
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/23hakusyo_h/all/a59.html


入口先生
・福島第一原発から環境に放出された放射性セシウム137Csの量は、広島原爆の168倍でした(日本政府が 2011年にIAEAに報告した量)。ただし、イギリスの科学雑誌『ネイチャー』では広島の384発分であったと報告されています。Nature 478巻第435-436ページ(2011年) 
石炭を焚くことは、むしろメチル水銀の危険のほうが大きいです。石炭 1トンには太古の水銀が約250ミリグラム含まれています。現在世界で 1年間に約60億トンの石炭が焚かれていますが、その約半量は中国で焚かれています。
それも毎年増加しています。石炭を焚くと水銀は蒸発して偏西風(へん せいふう)に乗り、やがて上空で冷えて雨滴とともに地上や海上に降ってきます。
それを微生物がメチル水銀に変えています。
その結果、北太平洋の魚介類のメ チル水銀濃度は、過去100年で10倍となりました。北太平洋全域が水俣湾の初期のメチル水銀濃度です。   
http://www.geocities.jp/flowercities/minamata/com06.html


お返事ありがとうございます。 放射能汚染地域で木片バイオマス発電の上に、今度は木片が石炭に混ぜて燃やされることについては如何思われますか?これは西日本へ東日本の木片が拡散され て石炭に混ぜて燃やされる可能性もないとは言えないような気がするんです。岡山には今、海がわに大きな石炭の火力発電所が建設中です。

入口先生
木片が石炭に混ぜるのは燃焼効率とそれだけ経済効率が良いからでしょうと私は思います。


そうすると石炭による火力発電の公害が心配さてるのであって、放射能汚染された木片を石炭に混ぜること自体は今更心配してもあまり意味がないと言う事ですか?

入口先生
その範囲で(放射能汚染を第三者に攻撃されない範囲で)火力発電所を稼働させるはずです。
また、原子力発電所の新設は、住民の反対や訴訟などあまりにも代償が大きく、火力発電所の増設はやむをえないと電力会社は考えているのでしょう。

自分が住んでいる場所周辺の発電所を確認してみよう。

日本全国の火力(バイオマス)発電所一覧地図・ランキングhttp://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/energy/electrical-japan/type/2.html.ja

日本全国の火力発電所一覧地図・ランキングhttp://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/energy/electrical-japan/type/1.html.ja

これから引っ越したり、家を建てる方は、とにかく、物を燃やしてる場所の傍には住まないに限るかも・・。

あ、火葬場とかの近隣も「燃やされて気化した放射性物質を呼吸するリスクを考えるのであれば」避けたほうが良さそうです。

ちなみに、日本の火力発電所の煙突の高さは、高いもので230mくらいが多いようです。 最低でも煙突の高さだけは気化した物質は飛ぶんじゃないかしら?

琉球大学の矢ケ崎名誉教授は、「微粒子となったセシウムは微風でも10キロくらいは走ります。風が強いと2000キロ、それ以上に飛ます。原理的に少量吸っただけで発ガンなどの危険が生じます。たった一個の細胞の遺伝子異状からガンは発生するからです。」 と仰ってました。

日々ガンが発生しても、身体の免疫がしっかりしていたらガン細胞をやっつけられるから、常に身体を冷やさないようにして、睡眠をしっかりとって負けない身体作りを心がけないとですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%99%E7%AA%81

 

 








     

 

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