2016年7月7日木曜日

京大爆発事故について、熊本大学入口名誉教授「何の科学的検証もなく「800万ベクレル」という数字が創作されているようです。」

先日の京大の爆発事故について、私は親族が近隣の県に住んでいるので心配していました。

その後の入口先生とのやり取りの中で頂いた先生のご見解をShareします。

熊本大学入口紀男名誉教授

何の科学的検証もなく「800万ベクレル」という数字が創作されているようです。
 
仮にその「800万ベクレル」であったとしても、福島の村々に何千と積み上げてある黒いビニール袋のわずか一つ分にも相当しません。  
それで安全というわけでありませんが、「800万ベクレル」とは、たとえば60坪の「年1ミリシーベルト」の普通の地面にばらまいたとしてもそこが「年 2ミリシーベルト」になるだけです。それは東京23区を含む関東の現在の広大な高汚染地域の悲劇的な値よりもはるかに小さな値です。
京大のことは、いずれ科学的検証に基づいて放射線量を算定し、その結果はIAEAから公表されるのですから、単に恐怖をあおられる一般大衆の一人とならないほうがよいでしょう。
 
「アドメ」(ADME)に用いられる放射性同位元素は半減期は短いもので何十分、長いもので何週間もありませんから、仮に「800万ベクレル」であったとしても、年換算では高くとも「年1.1ミリシーベルト」でそれも「60坪」ということでしかありません。
以上、入口先生のご見解と、アドバイスです。

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