2015年9月26日土曜日

【開眼】お金より命が大切です。でも、命命と言い募る前に、愛が一番大切です。

 家族へ

【開眼】

福島原発放射能事故後ずーーーっと私は一祖母として、自分の子孫の命をなんとか被ばくから守りたい一心でやってきたんだけど、昨今気が付いたことがあります。

事故後は暫く、福島原発放射能事故による被ばくの実態を知らせないとって思ってた。
大切な人たちに無防備に被ばくして、病に倒れて欲しくないからです。

今でも、沢山、多分逃げ出せない若い人たちが殆ど。

能力が無いとかそんな単純な話じゃない。

若い人たちは若い人たちなりに夫婦で話し合って最善を尽くしてる。それを尊重しないとって思うようになりました。

命かお金か?って思ってたけど、

命か愛か?に変わったわ。命も大切、でも愛が大切。

川島なおみさんが最近亡くなったけど、まだまだ若くてもっともっと元気で生きてて欲しかったけど、彼女は亡くなる前、ご主人に愛されて、傍にいて貰えて、愛されて人生を終えられて本当に良かったと思う。本当にお幸せだったと思う。

生き抜くことは大切。だけど、愛を失う人生ってどうなの?

福島原発放射能事ず~っと4年間以上、脳みそが煮詰まるまで考え抜いたし、出来ることは全て、残りの人生投げ打って自分のベストを尽くし続けてるんだけど、

命は大切。

そして命だけじゃない、愛が一番大切。

人間独り善がりに生きられない。

押しなべて言えば、元々、甲状腺がんは、原発事故の前から原子力施設の近くには多かった。
原発が無くたって、群馬の原研や群馬大学病院のアイソトープセンターだって、茨城だってもそうでしょ、岐阜だってそう、原発無くたって危ないもの(放射性物質)はあったし、表に出てない放射能漏れなんて日常茶飯事だったはず。

だから原子力施設の近くに住んでいたら福島原発放射能事故前からの累積被ばくもあったはず。
だから事故前からの累積被ばくも相まって、年長の子供たちから先に甲状腺異常が出てるんじゃないかって三田先生も仰ってた。

ってことはね、当然だけど移住するもしないも、癌になる可能性はあったわけだ。

甚大な初期被ばくを無防備に強いられて、その上その後も累積被爆をしてしまった身体で、

移住したからって、助かる補償も誰もしてない。

実際、放射能防御運動の中で、数え切れる人数の中で、西日本で亡くなった人も複数いらっしゃったしね。

世の中色々。

大分の友達のお母さんは福島原発放射能事故と関係無く昔から甲状腺疾患があった。
新潟の友達も昔から甲状腺がんの手術してその後は病気と付き合ってきてる

でも、それから逃げるために、家族を放り出して離婚してまでどっかに逃げてない。

移住者の中に、甲状腺がんになった娘可愛さに、結果、娘さん夫婦を離婚へ追い詰めてるような親ごさんを見かけたけど、本当に居た堪れない話だなぁと思った。

下手に小金を持ってる老親って、自分で気づかないうちにわが子にパワハラやってるように思った。自分がパワハラやってることに気付いてないのが怖い。

放射能より人間の業が怖いです。

Twitterで恐ろしい目に遭って、人間不信になりました。匿名の上で垣間見える人間のずるさ。

そして、見えてきたものがありました。ドンだけお金があったって、お金で健康が買えたとしても、愛が無い人生は虚しいよ。

福島原発放射能事故後、ずっと色々動いてきて、怖いのは放射能より人間でした。
あたしも危うく踏み誤るところでした。いや、踏み誤っていたかもしれません。
気が付けてよかったです。

平気で嘘をつく人たちも沢山見た。
平気で子供の前で他人を傷つける後姿見せてる爺さん婆さんたちも居た。
市民運動の中には、一般市民に混ざって体制側の人たちが居たりね。

世の中、地獄の沙汰まで銭なの?って感じの人も居た。

福島原発放射能事故の後の被ばく回避の移住問題で、若夫婦が離婚なんて事になった後、既に甚大な初期被爆をしてしまった若い親が病に倒れたり、よもや亡くなったりしたら、その後、子供たちはどうなるんだろうね?

老親がその後一生お孫さんの面倒見れるのかな?(うちの祖父母は私が三歳の頃母が亡くなって、その後随分面倒を見てくれたけど、結局父はあたしが三年生の頃再婚した。)

両親揃って一人前ってあるんだと思う。

夫が亡くなった後21年間、再婚しないまま、片親で三人息子育てたあたしはそう思う。

ましてや、今の棄民国家日本はこれからどんどん福祉を削っていくでしょう。

あたしは離婚という形で、子供(孫たち)に片親人生を強いてまで移住を言い募れないわ。

お金か命か?命をとります。

でも、命か愛か?どっちとる?

命か愛か?

私は愛を取ります。

愛が大切。家族の愛は一番大切。

愛ある家庭で子育てするのが何より大切です。


私は後は、いつでも子供たちが望んだ時に出来る限りを尽くそうと思います。

子供たちを救うためには、子供たちの足手まといにならないようにしないとです。

引き続き、自立した老後を目指します。

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