2015年5月13日水曜日

花粉に危険なβ核種の放射性物質の硫黄35が付いていて危険か否か?→熊本大学入口名誉教授「仮に1万トンの海水に含まれる塩素などから放射性物質の硫黄35を人工的に作り出したとしても、それは1億分の1グラムにもなりませんから、ひとの五感では分かりません。」

福島原発放射能事故後の花粉に、危険なβ核種の硫黄35が人体に害を与えるほど付いていたか否か、又、今もなお、花粉に硫黄35が付いていて危険か否かについて、入口先生に質問してみました。

この騒ぎのソースはこちらです。


関東に居る孫たちのことが心配になって、入口先生に質問してみました。

入口先生からのお返事

  • Norio Iriguchi
    Norio Iriguchi


    福島第一原子力発電所でポンプ車輛による注水(1日300トン)は6月まで続きました。初期は海水で、以後は淡水(大熊町坂下ダムから取水)でした。
  •  仮に1万トンの海水に含まれる塩素などから放射性物質の硫黄35を人工的に作り出したとしても、それは1億分の1グラムにもなりませんから、ひとの五感では分かりません。
  •  超高感度の機器でならば当時地球の裏側でも検出できたでしょうが、今はもうどこでも検出されません。

以上、入口先生からのお返事を共有します。

福島原発放射能事故は甚大な事故です。今でも現在進行中です。
私も東日本に残して居る家族のことが毎日心配です。

ですが、無作為に、妄想で危険を煽ることは、事故後4年以上経ってしまった今、社会的にも無利益だと思います。

花粉は今もなお6万ベクレル毎kgだそうです。東日本から脱出できない人たちは、マスクをして防御しましょう。しか仕方がありません。

なにも、花粉に危険なベータ核種硫黄35が付いていたとかって、何処のどなたが計測なさったんでしょうか?

そういう深刻な情報を垂れ流す時は、本名でやって欲しいです。

そういう文字を見るたびに、東日本に孫たちが居る私にしたら、胸が痛いです。

心配な気持ちは一国民として解るけど、行き過ぎは良くないです。






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