東京電力 = デマ野郎!! 大竹まこと×上杉隆
大竹:日本の報道・メディア、それは正しくものを伝えているのかということを上杉隆さんに伺いたいのですが。
上杉:残念ながら311.震災以降は正しく伝えていないということが明らかになってしまいましたね。
実際は前からそうだったんですが、勿論正しいこともあるんです。体系は正しいんですが、肝心なことで正しいことが伝えられなかったってことは、やはりメディアが機能不全というか、逆機能ってことですよね。
大竹:あのー、Twitterとか色んなところで出てきてますが、メディアが正しいことを報道してないとしたら、どんどん信頼を失っていきますよね?
上杉:そうなんです。でも日本には不思議なことにですね、日本には記者クラブというものがあって、
これを話すと3時間あまりかかりますから、省略しますが、要するにみんな洗脳されてるんですよ。
つまり、新聞が正しい、TVが正しいって育ちますよね。
特に新聞、TVに出ますとか。NHKは間違いを起こさないと。
一方でインターネットとかフリーランスの記者とか雑誌はいんちきが多いとこういう風にみんな思ってるんですよね。
でも、やはりどのメディアにせよ、同じ人間が作っているので、正しいこともあれば間違いもある。間違いもあれば正しいこともあると。
でも、残念ながらこの311、たとえばですね、それ以降の報道で、最初は皆さん、
デマに惑わされないで下さい。
格納容器は健全に守られています。
放射能は飛びません。
ただちに健康被害はありません。
皆さん信じましたよね。
3月思い出すと。全部メディアがやったんです。
でも、それを信じた人はどうなったかというと、残念ながら被曝してしまったんですね。
東京も3/15日 23日、環境基準の何十万倍という放射能が飛んできて、
まぁ、少なくとも外部被曝はしてると。
その後も内部被曝。ということで食物とか飲料で飲んでいて、今、日々、低被曝ですけど、被曝してるんですね。
暫定基準値というものを勝手に作ってですね3月11日以降、元々の約束じゃなくて、新しく事故が起こって作ったんですよ。
大竹:僕はこの番組で、ずっと、そんなものは暫定基準でもなんでもない、都合だろうと。
都合値だろうという発言をしてるんです。それだって、今まであったこの安全基準1mシーベルトが急に20倍になるのはおかしいし、作業員の方があの中で100mmで駄目だといわれていたのが急に250mmまで大丈夫だと急に言い出すのはおかしいものね、どう考えたって。
上杉:だからそういうのをどの国もやっぱメディア、ジャーナリズムが機能して、「いや、政府の言っていることは、東電の言っていることはちょっとおかしいんじゃないか?」って報じるのがメディアの役目なんですね。
大竹:どうしてそういう風に記者クラブがあって報道できないの?
上杉:出来なかったんですね。まず、記者クラブというのは習性として横並び。
つまり一社報じれば全部報じる。橋尾さんのことがいい例ですよね。
「放射能を付けちゃうぞ。」今となっては放射能も付けちゃうぞも、一言も言ってなかったことが判ってます。
だけどあの時フジテレビが報じて、みな、あ、フジテレビが報じた!といって共同通信が打つんですね。
共同が報じた、じゃ、間違いない!って確認もしないで書いちゃって全くのデマを報じたんですよ。
今は訂正してないんで、皆さん、殆ど信じてますよね。あの人はそういう風に言ったんだと信じてるんですね。
言ってないんですね。
そういうことが平気で行われています。
風評被害って言いますよね。あれも風評じゃないですよね?
放射能の実害が全部あるわけだから。
風評って言うのは、全く無いことをいかにもあたかもあるようにしてデマを広げることなのに、それを未だにメディアは未だに風評風評って言ってんですけど、
どの国でもこれは風評ではなく実害ですと。
こういうようなことを日本のメディアはチェックする機能が無かったというだけならまだしも、
政府とか東京電力の誤情報に率先して加担してしまって、
普通、そういう風に死者が出た場合は、やはりこれはおかしいぞと、組織として管理責任があるんじゃないかと、